宮尾直樹のJapanese Beautiful Piece of Scenery

日本の美しい風景 Japanese Beautiful Piece of Scenery

北海道の丹頂(春と秋) Red-Crowned Crane(spring and autumn)

2009年11月末の丹頂up7.gif

2009年11月最終週に北海道に再び行ってきました(遅い夏休み)。理由はこの時期にしか丹頂の吐く息が白くなることがなかなか見れないためです。
しかし最近は温暖化で11月末になっても、あまり冷え込むことがなく、行った時も日によっては、暖かく(とはいっても-2℃)、一番良い条件(前日が暖かく翌日快晴で冷え込み-8℃ぐらいの朝)になることがあまりありませんでした。冷え込みすぎると、かえって寒すぎて朝日が出てもなかなか給餌場に来なく、鳴きもしないので思うようなショットが撮れないのが現状です。その中でまずまずよいのをここに載せます。



サンクチュアリの朝
コッタロ湿原の朝

この写真は釧路湿原の朝日が出たころ(6:30頃)でしょうか、この湿原を寝床としている丹頂の番いが毛づくろいを始めた時期です。藍色の湿原の色と朝日で黄色く染まり始めた湿原の色が対照的でした。
冬の到来
道東は雪があまり降りません。その中で、滞在中に積雪にはならない程度の雪が降りました。悪天候もいい写真のチャンスで、特に道東の雪の日はめったにない条件で撮影できるので興奮します。


三日月夜にねぐらに帰る丹頂



春の丹頂

2009年6月の初旬に丹頂のひなを観察しました。2009年は雨が多く、湿原に繁殖の場を持つ丹頂にとっては巣が流されてしまう番いも多く、繁殖に成功した数が少なかったといわれています。
ちなみに丹頂のひなは1日に1cmも成長するとのことです。私が観察したころには足が長くなってしまって、かわいらしさが少しなくなっていますが、まだ羽も生えていなくピーピー鳴いていました。




_DSC0500.jpg


湿原にいるひなは保護色でうまく見つからないようになっています。この写真は野生の親子で警戒心が強く、こんな写真しかとれませんでしたが、この写真以外の上の写真は、丹頂センターの保護されている、半分野生、半分飼育されている場所(おりに囲まれていますが、天井はなく、飛んで行けます。しかし、キタキツネなどの天敵からは守られている状態)で撮影したものです。

秋の丹頂

2008年晩夏9月末の北海道での風景です。今回の旅で撮影できた最も美しい風景がこの夕焼けの塘路湖に休む丹頂です。ここは個人の敷地内で一般のカメラマンは一切立ち入り禁止で、特別に許可された方のみのスポットから撮影しました。

夕陽のコッタロ湿原の鶴.jpg塘路湖の夕闇に休む丹頂

コッタロ湿原の中のエゾシカ.jpg塘路湖を渡るエゾシカ

秋の鶴.jpg塘路湖に休む前の丹頂。上の写真のように休む前に牧場で餌をついばんで腹ごしらえをしている様子。

LinkIconOPENING
LinkIconMENU
LinkIconPROFILE
LinkIconE-MAIL
LinkIconMy Equipments

北海道



















秋田・青森

富士山

長野

長野/上高地


九州・屋久島

東京











新潟







京都

千葉

神戸

山梨

inserted by FC2 system