宮尾直樹のJapanese Beautiful Piece of Scenery

Four seasons of Tsunan-town in Niigata Pref.

新潟の津南町は豪雪でテレビでも有名です。しかし2012年の冬は例年になく豪雪で、その代り、ゴールデンウィークまで残雪が残り、お目当ての中子の桜を残雪と一緒に撮影できました。2011年は、桜のつぼみを鳥がついばんでしまい、開花時期でもいまいちであり、GWでもまだ咲いていませんでしたが、今年はぴったりGWに合わせて満開になってくれました。あいにく雨模様でしたが、その代りいい靄（もや）も出てくれました。

津南町は冬は日本でも豪雪地帯で有名です。夏は、全国からひまわり畑の撮影を目当てにカメラマンが押し掛ける場所としても有名です。
理由は、背景にあります。背景が山に囲まれていて、人工物が少ないから、比較的作品としていい写真が撮影できる点にあります。
津南町のひまわりは、夏のシーズンを3回に分けて作付されているので、7月中旬から、8月中旬までいつ行ってもひまわりの撮影ができる点も、カメラマンにとってうれしい心意気でしょう。
しかし、今回撮影に出かけたのは、7月末で、第2の畑が撮影にちょうど良く、第１の畑はそろそろおしまいかという時期でした。以下の写真でお分かりになるように、背景に人工物が見えると思います。やはり一番良い畑は第3の畑で、ちょうどお盆時期に合わせてあるようで、そこからの撮影では、一切人工物は背景にありません。皆さんはぜひ、良い作品を撮るためには、お盆のころ（やや少し早目）に行くことをお勧めします。


昼間のひまわりです。下の写真と比較するとやや葉の緑が薄くなってしまって色のしまりがありません。




朝5時ごろの写真です。緑が引き締まってよい色です。少しもやもかかって、良い条件だと素晴らしい写真が撮れるでしょう。もう少し朝焼けがほしかったです。


こんなひまわりを見つけました。奥には月も入れました。




この日はやや曇りで、あまりよい朝焼けになりませんでした。来年に期待します。