宮尾直樹のJapanese Beautiful Piece of Scenery

日本の美しい風景 Japanese Beautiful Piece of Scenery

山梨のさくら Cherry-blossoms in Yamanashi Pref.

アクオス携帯の宣伝にも登場したさくら

わに塚のさくら Wanizuka Cherry-Blossom


わに塚の桜 と言い、エドヒガンで樹齢約300年と言われます。 根回り約3.4m、樹高約17m、枝張約23m。
あのアクオス携帯のCMにも登場した桜でもあります。それ以後に観光客がたくさん訪れるようになり、カメラマンたちのために、畑の地主の方がご厚意で撮影のための場所を提供してくださっています。
アクオス携帯(桜).jpgシャープのCMから拝借
この日は午後になると、奥に見える八ヶ岳が美しく全景を見せてくれました。また夕方には夕陽に赤く染まった八ヶ岳や、ライトアップされたわに塚の桜の写真も撮ることができました。
今年のわに塚の桜は、少し色が白っぽいとの地元の方の感想を耳にしました。その年の状態で、桜の色も変化するのでしょうか。
この桜のカメラマンの間で有名な点は、朝日に赤く染まるわに塚の桜を八ヶ岳を背景に撮影できる点です。しかし今回の天気では、前日まで雨で、午前中まで曇っていましたので、そのような写真は無理だったようです。来年に期待します。
一つ残念なことは、夕焼けの八ヶ岳をバックにもう少し早くライトアップされればもっといい写真になったかと思うところです。韮崎の役場の方々がライトアップのスイッチを入れるようなので、来年からはもう少し早めに点灯お願いします。





実相寺のさくら

Jissouji-temple

実相寺は中央自動車道須玉インターから降りて20分くらいのところにあるお寺です。下記に紹介する日本で最古の桜である神代ザクラで有名な寺で、この日は日曜日と天気に恵まれたため、たくさんの人でにぎわっていました。普段はほとんど人通りのない実相寺までの田んぼのあぜ道は、身動きができないほどの渋滞になっていました。露店では神代ザクラの種から育てた苗が1本1500円で売っており、その苗から6年ぐらい育った木を見ると2-3mにもなって桜の花を咲かせていたので、お土産に持って帰ろうかとかなり迷った末、今回は購入せず帰りました。
この日の午前中は曇りで、お昼から徐々に晴れるとの予報で、お昼過ぎには八ヶ岳が見えるまでに天気は回復しました。






山高神代ザクラ

国指定天然記念物 

山高神代ザクラは樹齢2000年とも言われるエドヒガンの古木です。1922年に桜としてはじめrて国指定の天然記念物となりました。
Yamataka-Zindai-Zakura in the oldest tree of Edohigan, such as peeces of cheree trees, estimated at 2000 the age of a tree. It became the natural monument of the country specification for the first time as a cherry tree in 1922.

_DSC7371.jpg
山高神代ザクラは最盛期は幕末から明治初期と考えられています。その当時の写真は残されていませんが、明治40年のものが幸い残されていました。最盛期を過ぎたとはいえ威風堂々たるものです。
大正11年の国の天然記念物の指定を機にコンクリートの囲柵や石積みがされるなど発育条件が阻害され、次第に樹勢は衰えてゆきました。次第に樹勢が衰えてゆく神代ザクラは昭和23年に「3年以内に枯死」という宣告を受けました。
昭和34年8月、台風7号で神代ザクラの主幹が折れるという大きな被害を受けました。樹齢2000年という神代ザクラは過去にもこのような大きな被害を受けたことかと思います。しかし樹形を変えてしまった神代ザクラですが、その後も春には何とか花をつけてきています。現在の神代ザクラは、枝に何本もの支えが必要になっており、それでも老体に鞭打って春には花を咲かせていて「がんばれ!」と応援したくなる気持ちを湧きたててくれます。


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