宮尾直樹のJapanese Beautiful Piece of Scenery

日本の美しい風景 Japanese Beautiful Piece of Scenery

撮影機材のブログ Blog for Equipment

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レンズとフィルター Lenz and Filter

_DSC3328.JPGAF-S VR Zoom-Nikkor ED 200-400mm F4G(IF)
AF-S VR Zoom-Nikkor ED 200-400mm F4G(IF)は2007年11月に購入。その時にAF-S NIKKOR 500mm F4G ED VRが発売される寸前(2008年1月)で、非常に迷った末に、2007年12月に北海道の鶴居村の丹頂を撮影するのに、どうしても間に合わなかったため、このレンズにしました。使用感は非常に良好で、やはりズームである点、非常に使い勝手がよく、満足しています。AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)などの200mmの望遠レンズである程度明るいレンズを持っている場合は、ゴーヨン(500mmF4のこと)を購入したほうがよいと思いますが、レンズの交換もなくカバーできるニーヨンヨン(200-400mmF4)のほうが使い勝手がいいかと思います。もしゴーヨンを購入するようなことがあればロクヨン(600mmF4)の購入を勧めます。しかし、ひとつだけ欲を言うとナノクリスタルコートやVRⅡでないことが残念ですが、実際使用時には三脚を使用することが多いので、問題はありません。プロのカメラマンからもこのレンズは非常に良いレンズとして評価が高い様です。ロクヨンやゴーヨンに比較すれば、重量も軽く、手持ち撮影がなんとか可能なぐらいで、オオワシやオジロワシの撮影は船からの手持ち撮影しました。その代り次の日は筋肉痛になりましたけど・・・
_DSC3329.JPGAF-S VR Nikkor ED 300mm F2.8G(IF)
AF-S VR Nikkor ED 300mm F2.8G(IF)は2008年10月に購入しました。背景のボケ味の追求でこのレンズがどうしてもほしかったので、ニーヨンヨンと重なりますがF2.8の魅力にはどうしても勝てずに購入しました。小動物の接写でうまく背景をぼかして撮影したい場合はこのレンズが役に立つと思います。ナノクリスタルコートでどのカメラマンも評価の高いレンズです。手持ち撮影も問題なく可能で、撮影範囲が広がり、今後の撮影内容にも大きく期待できるレンズと思います。

_DSC3441.JPG円偏光フィルター C-PL1L
_DSC3442.JPGセット場所
_DSC3444.JPGセットした状態
円偏光フィルター C-PL1Lは上のニーヨンヨンとサンニッパ両方のレンズにセット可能であり、北海道の丹頂やエゾジカの川わたりの撮影で川の余分な反射を防ぎたいために購入しました。
_DSC3344.JPGAF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G EDは今現在、最も汎用しているレンズです。少し重いですが、描写力は抜群で最高に鮮明にしかも明るく、鮮やかな色の描出が可能なだけ常にD300に装着しているレンズです。2008年3月に購入しました。夜景撮影も明るい部分のにじみが少なく千鳥ヶ淵の夜桜の中の東京タワーはきれいに描出できました。EISA Best Product of Year2008-2009に輝いただけのレンズかと思います。

_DSC3333.JPGAF DX Fisheye-Nikkor ED 10.5mm F2.8G
AF DX Fisheye-Nikkor ED 10.5mm F2.8Gは2007年2月ごろに購入したかと思います。これで京都の竹藪を下から覗いた風景や、新潟の美人林の下からの風景は、他のレンズでは表現できない描写力の魅力があります。ぜひ1本用意しておきたいレンズかと思います。
_DSC3332.JPGAF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF)
AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF)はVRⅡ搭載の比較的手に入りやすい価格のレンズで、価格の割に十分な機能があり、携帯性抜群で、林や藪の中のモモンガの撮影などには非常に役に立ったレンズでした。AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)と比較されやすいですが、これで十分と思います。エゾシマリスの撮影で、背景のボケがやや足りないように感じましたが、撮影する技術さえあれば、まずまずの作品に仕上がるのではないでしょうか。プロのカメラマンのサンニッパのレンズによる写真と比較すると、やはりサンニッパには敵わないと思いますが(これがきっかけでサンニッパの購入に至ったわけです)、モモンガの撮影で、背景のぼかしが必要がない場合の携帯性重視の条件では、このレンズを選択します。2006年8月に発売されたと同時に購入しました。その時はまだレンズの知識が全くなく、望遠でズームで安いというだけで買った記憶がありますが、意外とカメラ雑誌での評価が高く満足しています。
_DSC3330.JPGSIGMA12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL /HSM
12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL /HSMはGABAの英語の先生が、元カメラマンで、このレンズを勧められたので、購入した記憶があります。しかし、実際はフレアが多く、鮮明さにやや欠ける感じの描出力です。AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G EDが出た現在では、少し不満の残るレンズで、今後ニコンの純正に変更するかもしれません。やはりニコンの純正レンズは高価なだけあってそれなりの価値のあるレンズだと思います。
_DSC3335.JPGAF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G(IF)
AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G(IF)は当時、D70sとセットで買ったレンズであるタムロンのAF18-200mm F/3.5-6.3 XR Di IIの後継機として1か月の予約注文で手に入れたレンズでした。タムロンもほかのレンズにはない魅力的な色彩が描出でき、いい点はあるのですが、レンズのモーター音がおもちゃみたいで、このニコンのレンズを店で試した時の超音波モーターの静かさとピントの速さに感動したものです。しかし、現在はほとんど乾燥室に眠っている状況となってしまっています。電車での移動の旅行なんかには非常に汎用性が高く、これ1本で事足りるかと思います。しかし、現在いい写真を残そうとしていると、他のレンズを使用してしまうことが多くなっている状況です。
_DSC3334.JPGAF-SVRMicro-NikkorED105mmF2.8G(IF)
AF-S VR Micro-Nikkor ED 105mm F2.8G (IF)は花にとまる昆虫の撮影をするために購入しました。しかし実際はほとんど使用する機会がなく、菜の花にとまるミツバチの撮影をしても、風で菜の花が揺れすぎて、想定していた結果になかなかならず、棚の中に眠っている状態です。しかし、マクロレンズ(ミクロレンズ)としての使用目的ではなく、105mmのVRの単焦点レンズとして今後使用するようにしたいと思いますが、ポートレート撮影の少ない私の撮影スタイルでは、ズームレンズのAF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G EDで事足りてしまうのでなかなか機会がなさそうです。
_DSC3337.JPG Ai AF-S Teleconverter TC-14E II
Ai AF-S Teleconverter TC-14E IIAF-S VR Zoom-Nikkor ED 200-400mm F4G(IF)に使用して560mmF5.6のレンズとして使用でき、DXだと800mm相当のレンズとなり、エゾフクロウや、音羽橋の丹頂の撮影に威力を発揮するだろうと期待して購入しました。
_DSC3353.JPGPC Micro-Nikkor 85mm F2.8D
本城直季スタイル写真.jpg本城直季スタイルの写真本城直季スタイル河合塾ポスター.jpg河合塾のポスターP1000426-thumb-400x701.jpg河合塾のポスター御堂筋ポスター.jpg本城直季スタイルのポスター



PC Micro-Nikkor 85mm F2.8D本城直季さんという有名なカメラマンの作品を見て、同じような写真がなんとか撮れないかと思い、高額なレンズでしたが購入してしまいました。この本城直季さんの写真との出会いは、衝撃でした。今では本城直季スタイルと言われる撮影方法で、その作品は、一見精巧に作られたミニチュアの模型を見ているかと錯覚てしまいます。どこに行けばこのミニチュアがあるのだろうと本当に探ししたことを記憶しますが、実際はこのようなあおりレンズを使用して撮影しています。最近では河合塾のポスターで「雪の中のバス」や「菜の花の中の上り坂の階段を昇る一人の少年」がこの作風で撮影されたものです。このポスターが実際本城直季さんが担当したかはわかりません。しかしこの購入した時期にはまだこのあおりレンズしかニコンで発売されていなく、85mmはやや望遠が効きすぎて、ミニチュアに見えにくいのが難点です。またすべてマニュアルでの操作であるのも残念です。今ではこの流行を察知したのかPC-E Micro NIKKOR 85mm F2.8DPC-E NIKKOR 24mm F3.5D EDPC-E Micro NIKKOR 45mm F2.8D EDが次々に発売されました。お勧めはPC-E NIKKOR 24mm F3.5D ED でしょうね。このレンズを購入した時期はキャノンはこれらのmm数のレンズはそろっていたので、キャノンユーザーがうらやましかったです。
_DSC3357.JPGTAMRON F/3.8-5.6 XR Di Aspherical [IF]
F/3.8-5.6 XR Di Aspherical [IF] MACROD70sにセットでついてきた最初に購入したレンズです。幅広い焦点距離で、なかなか使用感抜群でしたが、モーター音がうるさく、F6.3がややシャッター速度を遅くするので、動くものの撮影はいまいちであったため、AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G(IF)を手に入れて以来全く使用していません。今後は妻の一眼レフ導入期のレンズで活躍しそうです。
_DSC3339.JPGLEE Filters LN-4 ハーフND0.6ソフト

SANY0006.JPGフィルター装着時
LEE Filters LN-4 ハーフND0.6ソフトは太陽が照りつける中、撮影対象に対して青空が白とびしないようにするためのフィルターです。これは、新潟の棚田を撮影しているときに、カメラ教室の先生が生徒の人に、「棚田に合した露出だと青空が白くなってしまうので、みんな棚田を撮影するときはこれを装着しているよ」と教えていたのを耳にしていたので、購入してみました。実際非常に効果があるものだと感心しています。下の写真は昭和記念公園でパンパスグラスを背景に撮影したものです。同じ条件で撮影したものですが、青空の色がこんなにも変わるのかと思うくらいに変化します。
_DSC2952.JPGFilter未使用_DSC2953.JPGFilter使用

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